岡山県真庭市神庭
Road Map:中国道を落合ICで下りて、R313を北上して神庭の集落から県道201号線に入る。
『日本の滝百選』 入場料300円必要。滝見物と合せて”鬼の穴”が面白かった。
ウィキペディアから
旭川の支流で星山(1,030m)を源流とする神庭川水域にある。落差は110mで西日本最大級。
上部に落差の小さい滝がある段瀑である。しかし上段部は登らないと目にすることは出来ない。秋には紅葉が美しい。 周囲の地質は石灰岩で、近くに「鬼の穴」という鍾乳洞も見られる。
駐車場があり、遊歩道が整備されており徒歩約5分程度で滝下に着く。 遊歩道脇には「玉垂の滝」があり苔の間より川に幾筋もの水が滴っている。 駐車場下には「滔々の滝」もある。周辺には野生のニホンザルが生息しており遊歩道で目にすることが出来る。
神庭の滝
西日本一の落差110mを誇るだけあって大迫力の滝であった。入場料300円を払ってでも見たい滝だった。秋の紅葉時に何かの序でを作って又来て見たい。
鬼の穴
こんなのがあるとはまったく知らなかったのでサプライズであった。奥の砂を掃除頂き、更に更に奥まで歩ける様にして貰いたい。伝説通りに”神代の鬼の穴”に通じているのか確認して貰いたい所だ。
〔073〕神庭の滝 (落差110m)
これまで岡山県の山に登ることが多く、何度か ”神庭の滝”近くまで来ていたが、見学が有料と聞いていたので、見送っていた。 今回は岡山県のベスト3の滝を一挙に巡ることにしたので日本の滝百選に入っている”神庭の滝”を優先して見学する。
かんばのたき
県道201号線を進んで行くと道は駐車場にて車止めとなり、後は料金所まで
200m程を歩く。 滝見見物の散策だけなら20分程で終了してしまう。
ここは上側の第1駐車場、10台程が停められる。
駐車場にあった案内板。
料金所を通る前に”玉垂の滝”なるものがあった。
滝とは名ばかりで、実際は岩清水が垂れ落ちているだけ。それにしても沢水が汚い。
料金所で入場料300円を潔く支払う。
旭川沿いに観光客でも歩き易い簡易舗装の遊歩道が続く。
周囲が開けると作業小屋と休憩東屋が見えて来た。ここからは神庭の滝はまだ見えていない。
休憩東屋まで行くと前方に雄大な”神庭の滝”が見えて来た。
今日は大嫌いなサルと遭遇することがなく助かった。
風情の良い滝見橋を渡る。
上側の滝見橋から見た ”神庭の滝”(落差110m)は西日本最大級であり迫力がある。
一般観光客はここまでであるが、折角300円を払ったので滝壺まで行って見る。
ここを登れば滝壺であるのだが、蛇紋岩、又はそれに類した岩がツルツル滑りトレッキングシューズでは歯が立たない。 色々トライはしてみたが結局は滝壺へ行くことは諦めた。
滝壺に近付くには右岸に渡渉する必要があった。こんなことになるとは思わずにトレッキングシューズで来たものだから靴がもの凄く滑る。濡れた石には危なくて足を置けない。靴を濡らしながらもなんとか渡渉する。
滝壺へ接近した地点からの写真。
渡渉した地点から戻ろうとすると歩幅が合わずに戻れない。
無理をすると滑って転倒してしまいそうだったので、靴を脱いで
渡ることにした。恥ずかしい光景であるが、幸い誰も居なかった。
滝見橋から下流の沢の状態。
管理人が居たので滝壺の話をすると、あそこは危ないので行かない方が
良い、しかも滝壺は無いと教えてくれた。 ならば何故立入り禁止に
しないのか?
周辺にはモミジ、カエデの大木が多く、
秋にはすばらしい紅葉を見せてくれそうだ。
料金所の裏側に”鬼の穴”への道があったので行ってみる。
どうせ小さな”風穴”があるだけであろうと思ったが、どうもそんな小さな話しでは無さそうだ。
遊歩道は偽木の階段で整備されているが、
あまり通っていない感じがする。
一般観光客が登るにはちょっときつい感じ。
10分程の登りで ”鬼の穴”の入口に着いた。
穴のスケール感を出す為にザックを置いてみた。
人は軽々と立って入れる。
登山道風も出て来るので、一般観光客は
それなりの靴を履く必要がある。
穴の中は観光者向けに良く整備されていた。
センサーが人を感知してライトが点く様になっており、ヘッデンを出さなくても充分歩けた。
穴はくねくねと曲がっており真っ直ぐな部分はなかった。
ここまで見た感じでは石灰岩が水で侵食された感じがま
ったくしなかった。 手掘りも半分入っているのでは?
天井までは遥か高く、巾も充分あった。
穴はまだ続いているがここが行き止り地点。
穴の奥からコウモリがバタバタと飛び出して来た。
入口に戻り、鬼の穴見物を終了する。 面白かった。
今日の滝巡り
神庭の鬼の穴